◎ニンニクの成分アリシンの効能! ニンニクの強烈な臭いのもと、アリシンには強い殺菌作用があり、ウイルスや細菌から体を守ります。また、NK細胞を活性化し、免疫力を強化して癌を撃退します。アリシンが分解される過程でできる含硫アミノ酸にも、体内の有害金属や発癌物質を取り除く働きがあります。抗血栓作用もあり、動脈硬化や心臓病を防ぐ効果大。さらにビタミンB1と結合してアリチアミンという物質になり、体内に長くとどまって。疲労回復を助けます。すい臓の機能を強化してインスリンの分泌を促進するので、糖尿病にも有効です。
|
◎ニンニクの成分スコルジンの効能! スコルジンは無臭の成分で、血小板の凝集を抑えて血液をサラサラにし、血栓ができるのを防ぎます。血中のコレステロール値や中性脂肪値も下げるので、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、高脂血症などを予防する効果が大きく、血圧を下げる効果もあります。また、血行をよくするので、冷え症や肩こり、腰痛などにも有効です。新陳代謝を活発にして免疫力を高める働きもあり、さまざまな病原菌から体を守ります。 ただし、ニンニクは刺激が強いので、食べすぎると胃を痛めます。生の場合1日1〜2かけとる程度がいい。 (以上は、食べて治す!最新栄養成分事典よりの抜粋)
|
◎発がん抑制作用!
アメリカの「国立がん研究所」を中心に膨大な量の免疫調査のデータを集め、がん予防をに効果があると 認められた食品群「デザイナーフード」が発表され、そのトップグループにニンニクが入っています。 (日本成人病予防協会書籍より) |
◎ニンニクの成分アホエンの効能!
アホエンはアリシンが変化したもにで脳の機能を活性化させ、物忘れや認知症などを防ぐ効果が期待できる 成分として注目を集めています。アホエンには、神経細胞の中で、記憶の形成に関係している成分である アセチルコリンの分解を防ぐ作用があると言われています。 |
◎ニンニクは銅を豊富に含有!
銅は赤血球中のヘモグロビンの合成を助けて、鉄の吸収を促すため、鉄欠乏性貧血を防ぐ働きがあります。 また、コラーゲンの合成にかかわるので、骨そしょう症、動脈硬化を予防する働きもあります。 (NHK出版今日の健康2007年6月号より抜粋) |