*燃え尽き症候群 |
・高い理想に燃え、頑張ったが期待通りの結果が |
得られないと分かった時、その目標を見失った時になる現象。 |
・無力感、疲労感、無感動の兆候 |
・仕事等を機械的にやり過ごす。 |
・思いやりがなくなる。潰瘍・アルコール中毒・不眠症等を招く。 |
・自殺、離婚する人もいる。 |
*荷おろし症候群 |
・原因は目標喪失感 |
・希望の学校や会社に入った人に見られる一過性の不適応現象。 |
・5月病 |
・登校拒否、出社拒否になる人もいる。 |
・寝つきが悪くなる、新聞やテレビを見る気がしなくなる。 |
・大学生を中心に青年期から成人期にかけて生じる無気力状態。 |
*スチュウデント・ アパシー |
・女子学生には、ほとんど見られない。 |
・意欲減退学生とも呼ばれる。 |
・厳しい現実からの逃避行為という見方もある。 |
*被虐待児症候群 |
・親の子供に対する暴力や虐待行為。 |
・ストレス、夫が多忙で妻との対話が少ない、子供に対する |
愛情の欠落と忌避感。 |
*青い鳥症候群 |
・今の自分は、本当の自分ではないと思い、自分という青い鳥を |
を探し求めて行きつ戻りつする状態。 |
・目的がない。 |
・転職を繰り返す。 |
・定職につかずにいるケースもある。 |
・いつまでも子供のようにいたいと願い、大人になりきれずに |
社会適応ができない男性の症状。 |
*ピーターパン・ シンドローム |
・自尊心が強いくせに淋しがり屋、自己中心的で感情をあまり |
表に出さず、無責任な人に多い。 |
・性的なコンプレックスをもっていたり、母親や父親に心理的に |
なにかしらとらわれるものがある人もいる。 |
*白雪姫コンプレックス |
・親から体罰を受けて育った母親が、同じように自分の子供に |
体罰を与えてしまうケース。 |
*思春期挫折症候群 |
・神経症や抑うつの症状、家庭内暴力や登校拒否、家出などの |
逸脱症状、思考障害、意欲障害、退行が主な症状。 |
・受験の失敗、失恋、引越しなどの環境の変化がきっかけで発症。 |
*空巣症候群 |
・子供の進学や就職、結婚によって家に取り残された中年夫婦 |
に一過的に現れる。 |
・空虚感、無力感、不安感にとらわれ、ひどくなると神経症、 |
うつ症などの症状が現れることもある。 |
*退避症候群 |
・情報過多時代の情報が多すぎて処理しきれない状況。 |
・特に大都会の人に多い。@それぞれの情報を短時間で処理する。 |
A重要でない情報は無視する。B責任を他人に押し付ける。 |
C他人との接触をできるだけすくなくする。 |
*過敏性腸症候群 |
・職場や家庭でのストレスや人間関係のトラブル、過労、睡眠不足 |
などが原因で起きる腸のトラブルをいう。 |
・日常生活に支障をきたすほどの便秘や下痢を起こす。 |
・登校拒否や出社拒否につながる事もある。 |
*キャリアウ−マン症候群 |
・男性に負けまいと活躍している女性が陥るうつ状態。 |
・弱みを人に見せない女性に多い。 |
・五月病のような症状に陥り、出社できなくなるケースもある。 |
・更年期を迎える頃、ホルモンのバランスから体調が悪くなることもある。 |
*肩書き症候群 |
・昇級適齢期をすぎても待機しているサラリーマンに多い。 |
・昔の同級生や家族への誇りもあり、ストレスをため込む。 |
・肩書きを手に入れるために頑張りすぎ、心身ともにくたびれはてる。 |
*ゲルストマン症候群 |
・失算(計算ができない)、失書(読めるが書けない)、 |
左右障害(左右が区別できない)、手指失認(指の認知が困難)の |
4症状を示す場合をいう。 |
・1924年、ゲルストマンと言う学者が、一見脈絡のないこの4症状を |
左大脳の角回の病変により生じると報告したことに端を発します。 |
・1999年にメイヤーという学者が頭の中でイメージを操作すること |
ができない事がこの症候群の本質であり、失算、失書もそれで |
説明が可能と発表した。典型的な高次脳機能障害。 |