★ ・・・更年期障害とは・・・?
【Menopausal Disorder】
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「更年期障害」は俗称で、医学的には「更年期不定愁訴(ふていしゅうそ)症候群」といいます。 |
不定愁訴症候群とは、自律神経失調症や神経症、心身症などのことです。 |
何となくモヤモヤして,はっきりと特定できないような体の不調のことを『不定愁訴』といいます。 |
更年期障害の原因は卵巣機能の低下に伴い、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少する事です。 |
これにストレスが加わると症状が出やすくなり、真面目で神経質な性格の人は、 |
特に注意が必要であると言われています。 |
□ 女性はエストロゲンを摂り入れましょう! |
≪ エストロゲンを補い 女性ホルモンを活性化し、バランスを整えれば 更年期障害の不快な症状が解消できることが近年わかってきました。≫ |
〜 エストロゲン(Estrogen)とは 〜 |
エストロゲンとは女性の卵巣で作られる女性ホルモンです。 |
女性の体の丸みや、肌や髪の潤いなどの 女性特有の美しさはこのホルモンがあるおかげです。 |
エストロゲンの最も重要な働きは 乳房や女性性器の成熟を促し、子宮壁を厚くし受精卵が |
着床できる状態を作り、規則正しく月経をおこすなど 妊娠を助けることにあります。 |
また エストロゲンはコレステロールの増加を抑制し、血管を健康に保ち、カルシウムの形成、 |
吸収を調節し、骨の健康も保ちます。自律神経や脳の働きを良くすることも知られています。 |
また、エストロゲンには人間の行動や情緒などを安定させる作用がある上、心の安定をはかる |
セロトニン分泌と大きく関係しています。 |
そのため、エストロゲンの分泌が低下するとセロトニンの分泌も下がり、心の不安定につながります。 |
更年期になると 卵巣の機能がだんだん低下し、このエストロゲンの分泌が減少していきます。 |